雪

先週末の福岡県地方は雪が降ったのです。

福岡の雪なのでたかが知れています。
３センチぐらい積もっても、ひたすら降り続けていないと
あっという間に溶けてしまいます。

九州の人間はそんな雪でも大はしゃぎ、雪だるま作ったりするのです。

雪を敵視している北国の人々とは雪に対して根本的な部分が大違いです。

ところで、「世界人口を１０分の１に」というコミュニティが
ネット上にあったので様子を見てみると、そこでは

「先進国の人間がより環境を汚染しているから先進国の人間から減らすべきだ！」
「いいや発展途上国の人間は努力をしていない、この世に必要がない存在だ！」

というような内容の議論が白熱していました。

とてもまじめな人たちです。

そして、人間を減らすことなんかまじめにやらなくてもいいと思います。

ライオンやサメがえさを食べるとして、そのえさが高学歴高収入の人間なら
「お前は人の世の成功者だから食べるのは許してやろう」
とか、ろくに学校にも仕事にも就いていない人間だったとして、
「お前のような奴は死んでもかまわないから食ってやろう」
などと、いちいち考えるわけはありません。

人間の理屈で物を考えているうちはダメだと思います。

自然界から見れば、誰でもただの生き物としての人間です。

そして、誰でも自分だけは無事に暮らしたいと思っている。それだけです。

人食いライオンは、腹が減ったときにたまたまそこに
いたのが人間だったから食うだけです。

よく考えてみると、生き物はより良い遺伝子を残すために
競争するというのもおかしなものです。

より強いオスの遺伝子から産まれた子供は必ずしも
さらに強い固体ではないからです。

織田信長の３人の息子も、長男がまあ普通で、残りの２人は馬鹿でした。
まあ普通の長男が信長と一緒のときに切腹しちゃったので、
馬鹿だけ残って織田家は弱小大名に転落です。

遺伝子情報なんて当てにならないのに期待するだけ無駄だと思います。

で、何の話でしたっけ？

そうそう、人間なんて優劣にかかわらず適当に、無作為に死んじゃえばいいんです。