溶接

ここのところ週末は溶接の認定資格を取りに行ってます。

カネがあるうちに欲しい資格は取っておくのです。

僕は根がブルーカラーなのでやっぱりこういう作業の方が楽しくて仕方ありません。

文明の始まりはブルーカラー的な作業からスタートしたのだろうと思っています。

そして、女は売春、男は荷役夫、土木作業員と、ブルーカラーの歴史は何千年にも及びます。

そう、飛田新地と釜ヶ崎、吉原と山谷、黄金町と寿町です。

博多の町もその昔は遊郭と港湾労働者の町が隣り合わせでした。
博多の港湾労働の歴史はおそらく遣唐使の時代からあると思います。

まあいいです、同じブルーカラーでも単純肉体労働とは違い、溶接は職人技術です。

部材をちょん切って思いのままにくっつけることができれば家でも
芸術作品でも製作可能なのです。

はっきり言って溶接は面白いです。
ハマります。
いかに美しいビードを描くかに腐心する溶接職人の気持ちがよく分かります。

えー、ビードというのは溶接跡のことです。

お面をかぶっていたのに顔が溶接焼けしてひりひりします。
目も軽くやけどしたようです。かゆいです。

目をやけどって、知らない人が読んだら大変なことになってると思うでしょうが、
溶接職人の多くは目をやけどした経験を持ってます。
夜中にかゆくてたまらんらしいです。
大体は眼科に行けば治ります。