大統領

そして、バラクさんが大統領になったようです。

あんまり興味がないので、今日になって初めて当選後のアメリカの
様子をテレビで見たら、なんだかベルリンの壁が崩壊したような
騒ぎで、へえ、そうなんだと思いました。

よくもまあ、あんなに赤の他人に期待できるもんです。

期待と想像が大きければ大きいほど現実とのギャップも大きいですね。

祭りが終われば東西ドイツ統一も問題だらけだったというヤツです。

ところで、僕は政治家になりたい人の精神構造や
思考回路がまるっきり分かりません。

政治家なんかになるよりも会社を起こしたほうが
好きなことができそうだし、成功すれば儲かります。

世の中を良くしたいなら、科学者になって人々の生活が
便利になるような物事を研究開発したほうがいいと思います。

科学技術の進歩に比べたら、政治の進歩なんて
ゼロに等しいじゃないですか。

人間社会を変えたのは議会制民主主義ではなく、
電気とか水道とか鉄道とか飛行機とか、そういうものだと思います。

とにかく、イデオロギーにかかわらず、
政治家の思考というものは僕にとってまるで理解不能です。
どうして基本的に何百年も何千年も前からなんにも変わらない
結果しか得られないことをやりたがるんでしょう？

自分が理解できない考えの人を支持したくないので、
選挙では誰にも投票したくないということになります。

えー、で、まあ、バラクさんが大統領で、どうなんでしょう？

まあ、アフリカ系の人々が喜ぶのは分かります。

１００年以上一度も勝てなかったフットボールチームが
優勝したようなもんですから、そのサポーターは喜ぶに決まってます。

僕が興味のある点はただひとつ、何人くらいのアフリカ系が
ジョン＆サラの方に投票したんでしょうか？

まさかゼロじゃないでしょう。

バラク嫌いの黒人さん、いるでしょう。それなりに。